Googleアドセンスの利用を始めると収益が気になりますが、PVが集まらないとあまり収益も増えていきません。
それでも収益が徐々に上がっていき基準額を達成すると住所確認のPINコードというものが発行されます。最初は何のことだ?と思っていたのですが、自分が実際に基準額に到達してようやく分かりました。
Googleアドセンスには「住所確認の基準額」「支払方法の選択の基準額」「支払いの基準額」「利用停止時の基準額」の4つの基準額があります。
今回は基準額の第一段階である住所確認の基準額を達成したので手順とPINコードの注意点についてご紹介します。
目次
Googleアドセンスの基準額とは?
前回の記事で初心者でも始められるGoogleアドセンス。申請から承認までの流れと承認までの期間。でご紹介しましたが、Googleアドセンスは承認されればアドセンス広告を利用することができます。
アドセンス広告がクリックされれば収益が発生します。発生した広告料を自分の指定する銀行口座に振り込まれるまでには各基準額を達成することにより各設定を行っていく必要があります。
日本円の場合の基準額は次のようになっています。
- 住所確認の基準額・・・1,000円
- 支払方法の選択の基準額・・・1,000円
- 広告料の支払い基準額・・・8,000円
- 利用停止時の基準額・・・1,000円
Googleアドセンスの住所確認基準額を達成したら
まず第一段階として住所確認の基準額である1,000円に達したらGoogleからPINコードが郵送されてきます。
PINコードはアカウントのセキュリティを確保する目的で、支払基準額に達した広告料の支払い前に住所確認のためにPINコード(個人識別番号)が届きます。アカウントの本人確認を踏まえての事前確認のため支払いが行われるわけではありません。
郵送されたPINコードが届くまでは通常2週間から4週間で届くとなっていますが、私の場合はGoogleアドセンスの管理画面に2018年2月4日に郵送しましたと表示されていました。
実際に届いたのは2018年3月26日だったので、約7週間(50日)もかかりました。届くまでにかなり時間がかかったので本当に届くのかドキドキしながら待っていましたが無事に届いて一安心です。
PINコードで注意したい点
1.PINコードの有効期間
PINコードは最初の発行日から4ヶ月以内に入力をする必要があります。入力せずに4ヶ月が経過してしまうと広告配信が停止されます。
広告配信停止は絶対に避けたいので届いたらすぐに入力することをオススメします。4ヶ月も期間があるから大丈夫だと思いますが気をつけましょう。
2.住所が間違っているとPINコードが届かない
アカウント情報で登録している住所が間違っていると届かないので正確な住所を登録しておきましょう。住所変更はアカウントの設定で変更することができます。
私も届くまで7週間もかかったので住所が間違っているのではないかと何回もアカウント情報を見直しました。何回見ても結果は同じなんですが、なかなか届かないと心配になりますよね。
登録住所が間違っていなければ私みたいに時間がかかったとしてもちゃんと届くので気長に待ちましょう。
3.PINコードが届かないときは再発行をリクエストする
どれだけ待ってもPINコードが届かない、発行日から4ヶ月まであと少しだけど届かないという方はPINコードの再発行リクエストを行ってみましょう。
画像のように左下にある「確認」を押すとPINコード再送信という選択肢が出てくるのでクリックします。再発行のリクエストが届くまでは最初の発行と同じように4週間程度かかるとされています。
再発行リクエスト後に最初に郵送されていたPINコードが届く可能性もあります。その場合は届いたPINコードを入力しても問題ありません。PINコードは一つのアカウントで一つしか発行されないため届いたPINコードをそのまま利用することができます。
4.PINコードの入力を3回間違えると広告が停止する
入力画面はこんな感じです。PINコード入力の所にPINコードを入力してPINを送信します。この入力を3回間違えると広告が停止するので入力に間違えがないかしっかり確認しましょう。あとは支払い基準に達して広告料が支払われるのを待つだけです。
私も何回も確認して送信しました。しかし、Googleアドセンスの管理画面を何回更新しても下の画像のように「お客様の住所の確認が完了していないため、お客様の支払いは現在保留中となっています。」の注意表示が消えません。
『え!?PINコード間違えた?』と思い何回もPINコードを確認しましたが、正しいPINコードが入力されており、操作ができないようになっていました。
調べてみたら『Cookie(クッキー)』が問題あることが分かりました。
簡単に言うと見たことあるWebサイトでユーザの個人設定を記憶させる機能。例えばネットショップなどでショッピングカートに商品を追加したままサイトを閉じてしまったとしても、後日、同じサイトを開いたときにカートに商品が残っていた経験はないでしょうか?この機能のことをCookie(クッキー)と言います。
この問題は一度Googleアドセンスからログアウトを行い、再度ログインすれば注意表示が消えます。同じような症状になった方は試してみてください。
Googleアドセンスの住所確認の基準額まとめ
今回はGoogleアドセンスの住所確認基準額に達した時の流れをご紹介しました。
PINコードでは「PINコードの有効期間」「住所が間違っているとPINコードが届かない」「PINコードが届かないときは再発行リクエストをする」「PINコードを3回間違えると広告が停止する」の4つに注意しましょう。
また、Cookie(クッキー)の影響でPINコード送信が反映されないときは一度ログアウトを行い再度ログインしてみましょう。